どれくらい勉強すれば英会話が話せるようになりますか?
よく聞かれる質問です。
私も初級レベルの頃は気になったものです。
でも、これは人によって差が大きく、同じ時間学習しても上達の速さは異なります。
ただ一つ言えることは、1年程度である程度簡単な会話が話せるようになっている人の共通点は1日約3時間のアウトプットを行っている人です。
アウトプットというのは英語を声に出す練習です。
英会話はもちろん、他にはシャドイング、音読などがあります。
これらを一日3時間もやれば、相当口が疲れます。
私自身、短期間で英語のスピーキング力が上がったと実感できたのは、この1日あたり3時間、1年で約1,000時間のアウトプットを行うようになってからです。
今でも1日3時間のアウトプットを自分へのノルマとして課している。
私は1日の英語学習のルーティーンをある程度きめており、その中では1日3時間のアウトプットを目標にしています。これは最低ラインです。
英検1級を目指していたころは、この時間で十分に上達を感じていました。
しかし、今は試験を目指した学習ではなく、英語を使った何かを学習するというやり方に変えています。
例えば、YouTube動画の作り方、撮影方法に関する動画などを英語で見て学習しています。
単に見るだけでなく、ノルマを達成できるよう動画を見ながらシャドイングをしています。
机に向かえる時間も限られるので、ストレッチをしながらシャドイングすることも日課の中に入っています。
本当はしっかりとスクリーンを見ながら、時には単語の意味を調べながら取り組んだほうがスキルアップには効果があります。
英検1級取得後は年間1時間の英語学習では現状維持
ながら学習を含めた3時間と、机に向かってしっかり集中して取り組む3時間では、得られる効果に大きな違いがあります。
そのため、ながら学習の多い最近では1日3時間のアウトプットでやっと現状のスキルが維持できている感じです。
これは英語にかぎったことではないでしょう。
例えば、これからテニスを始めようとする人が、毎日3時間練習すれば、1年間では見違えるように上達するはずです。
しかし、もし大阪なおみのようなプロのテニス選手が1日3時間の練習をしたとすればどうでしょう。
まちがいなく現状の世界ランキングを維持するのはむずかしくなるでしょう。
トップアスリートの一日の練習時間は、この倍は行っているはずです。
私の経験をまとめると
・1日3時間、年1千時間の英語のアウトプットで初級、中級レベル時の英語力は1年くらいで大きくの伸びた。
・英検1級合格後は1日3時間、年1千時間の英語学習では現状維持。
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