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合格してみて分かった”英検1級はゴールではなかった”

英語初級、中級レベルだった20,30歳代の頃、英検1級は雲の上のレベルでした。

まったく道筋の見えない場所で、どうやってたどり着けるのか分からないほど遠くの場所でした。

Learning Never Ends written on rural road
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50歳半ばで英検1級合格

私にとって英検1級が英語学習の頂上として見えてきたのが50歳を過ぎたころです。

サイドビジネスで英会話レッスンを始めてから、この程度の英語力ではだめだと思いました。

TOEICでは890レベル。英検の準1級が受かるかどうかも疑わしいレベルでした。

毎日2,3時間、単語帳の例文を使って反訳(和文英訳)トレーニング。

毎日顎がおかしくなるまで取り組みました。

そのかいあってか、50歳半ばで夢にも思わかなった英検1級合格。

英検1級を目指したことで英語の4技能が確実にアップ

TOEICの学習では取り組まなかったスピーチ、ライティング力が飛躍的に上がりました。

特にスピーキングに関しては、超基本的な現在完了や関係代名詞など、それまで会話の中でうまく使えなかった言い回しが、気が付いたら会話の中で使えるようになっていました。

TOIECにはない世界の時事ニュースなどの記事を読むスキル、科学から歴史に至るまで幅広いトピックスに関して見識が広がりました。

英検1級は黒帯取得。新たなレベルへの挑戦

英検1級は、柔道などの格闘技に例えると黒帯。

つまり初段。

新たな階段を上る1歩目だということです。

頂上だと思って登り続けてきたのに、いざたどり着いてみると、その先に高い山がそびえたっていました。

頂上の見えない雲で覆われた山です。

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以前どこかで見たような景色です。デジャブーのような感覚。

上を目指すのではなく歩き続ける

まだまだ上を目指したい気持ちと、肩の力を抜いて楽しみたい自分の葛藤があります。

しかし、少しでも努力を怠るとすぐさまスキルが落ちてゆくのがわかります。

特にスピーチ力は落ちます。

まず今は、燃え尽きないように、まずは歩き続けることを意識して英語に触れています。

英語を勉強するのではなく、英語で何かを勉強することを日々の生活の中に取り入れています。

英語を目標とするのではなく、英語を手段として使う。

それが、今後の自分の英語との付き合い方になってゆくのかなと感じています。

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