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英検1級合格後も続けた瞬間和文英訳(反訳トレーニング)

英検1級合格した際の面接試験のスコアは100点満点中80点でした。

挨拶からトピックスのスピーチ、その後の質疑応答もスムーズに進み、終わった時点で受かるという手ごたえはありました。

結果は1発合格。

ちなみに英検1級の筆記試験は5回落ちています。

目次

英検1級合格してもスピーチ力は流暢からは程遠い

私は英検1級に合格するまで、英検1級保持者は英語が流暢で、英語のニュースなども問題なく理解できるのだろうと、私は思っていました。

もちろん、そのような人はたくさんいます。

合格を目指して英語4技能を伸ばすため学習を続けたことで、すべての技能が伸びたことは確かです。

しかし、自分が実際に英検1級に合格しても、そのようなレベルからはまだほど遠いと実感しました。

私の英会話レッスンの受講生様や私が受講している英語講師と話すているときでも、英語を話すときはまだストレスを感じていました。

英語を流ちょうに話すことができないストレスです。

どうしたらさらに上に上がれるだろう。

反訳トレーニング(和文英訳)

英検1級合前から取り組んでいたのが和文英訳です。

使った教材はジャパンタイムズ出版の「出る順で最短合格英検1級 単熟語EX」。

約2,400もの例文を、日本語から英語に訳する練習をひたすら行いました。

ここで重点を置いたのはSVOC(O)の基本五文型です。

日本語文の、どれが主語で動詞、そして目的語(補語)かを一つ一つ丁寧に英文と比較しながら確認作業を行いました。

日本文を見ながら、ゆっくり英語に置き換え、スムーズに言えるようになるまで練習しました。

1ページにある例文の数は12。

それらを、英語を音読するスピードに10~20秒加えた時間を目標時間に設定します。

その目標時間を切るまで練習するのです。

初めのころは1ページの12の日本語文を英文に正確に英訳し、目標時間をきるまで40分ほどかかっていました。

反訳(瞬間和文英訳)トレーニングを習慣化する

反訳(瞬間和文英訳)トレーニングが日課となり、約2,400の例文すべてを瞬時に英訳できるようになるまで1年以上かかりました。

1日平均2時間くらいは練習しました。

口の筋肉が疲れるくらいやりました。

舌には力が入らなくなり、そのおかげで発音が良くなりました。

その後、第2版EXが発売され、本を変えてこちらも取り組み最終的に5年、この反トレを行いました。

反トレのおかげで飛躍的に英語スピーチ力が伸びる

1日平均2時間弱、この学習を5年も続ければ、スピーチ力が上がらないはずがありません。

英検1級に合格する前まで、私は会話の中で関係代名詞を使ったことがありません。

つかえるだけのスキルが無かったのです。

過去形と現在完了形の使い分けもできませんでした。

英検1級に合格できる程度の文法力はありましたが、話す英語はブロークンでした。

しかし、反訳(瞬間和文英訳)トレーニングを行ったおかげで、英文を作るスキルが爆上がりしました。

反トレは単に英文を暗記するのではなく、基本5文型を身体にしみこませる取り組みでもあります。

はじめは意識的に苦労しながら作るのですが、これだけのトレーニングを行ったことで、無意識に英文を作れるレベルにまで上がっていました。

その時点で、英語を話す際のストレスも完全にとはいかないまでも、英会話を楽しめるレベルにまで上がっていました。

レッスンにも取り入れている反訳(瞬間和文英訳)トレーニング

自分が経験したことは他の人にも自信を持って勧めることができます。

この方法で学習に取り組んだ生徒さんお中から、英検準1級、1級、TOEIC900達成した生徒さんも現れました。

集中力と根気を要する学習ですが、その見返りは大きいです。

達成感が英語学習の一番のモチベーション

全ての人にあった学習方法はありません。

同じゴールに達成した人でも、そのプロセスは様々です。

一つだけ共通している点があるとすれば、それは途中であきらめなかったという点でしょう。

私の場合、一番のモチベーションになったのは上達しているという実感です。

英検1級に合格するまでの道のりは長いものでした。

その間苦労したかと言えば、そうではなく、むしろそのプロセスを楽しめました。

やっていることは単調でしたが、その間外国人講師と英会話をすることで自分の英語力が上がっていることとを実感できました。

それが、何よりものモチベーションになりました。

まとめ

1,反訳トレーニング(和文英訳)で基本五文型を身体にしみこませる。

2,英語学習を習慣化する。

3,日ごろから英会話をすることで自分の英語力が上がっていることを確認。

4,英語上達がモチベーションのアップにつながり、さらに英語学習に集中できる好循環が生まれる。

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