私が英語初心者のころに抱えていたメンタルブロック
頑張ろうという気力が起きない。
英語学習に対して全くモチベーションがわかないことが何よりも私にとって大きなメンタルブロックでした。
上の絵のように寝てばかりということはありませんでしたが、英語学習に対する態度は似たようなものがありました。
10万円以上も払って通い始めた英会話スクールも4,5回受講したり、残り数十回も残っていた分をむだにしてしまいました。
教科書を読んでも、ネイティブのレッスンを受けても、英語が上達する気がしなかったのです。
1,勉強しても英語が上達する気がしない
当時は、なぜそれほどまでに英語学習の重要性を持てなかったのか自分では分かりませんでしたが、英検1級に合格した現在、その理由が見えています。
一つには、遠い目標ばかりを見ていたことと、そこへたどり着くまでにどれくらいの学習量と時間が必要か、全く見当がつかなかったことにあります。
そのために、何をやっても、こんなことをしていて本当に英語が話せるようになるのだろうか?と学習に実が入りませんでした。
多少やる気が起きると書店へ行って学習書を購入するも、数ページ読んでは投げ出していました。
こんなことを何回か繰り返していました。
山中で道に迷った際に、進もうと選んだ道が間違っていたら余計に山奥へ迷い込んでしまうという不安に似たものがあります。
何か月、何年もかけて勉強しても英語が話せるようにならなければ、それまでの学習が無駄になってしまうという不安です。
そのメンタルブロックがあるがために、英語学習が手につきませんでした。
2,海外駐在を機にメンタルブロックが外れた
私の場合、アメリカで仕事をする機会が得られたことでメンタルブロックが外れ、かつ尻に火が付きました。
TOEIC280レベルでアメリカで仕事をすることになり、半年間でNHKの教材約4冊くらいを丸暗記するくらい音読しました。
これがきっかけて、私の英語力がスピーキング、リスニング力ともにある程度上がりました。
上がったと言っても、ほぼ会話ができない状態から多少の日常会話ができる程度です。
でも、そのわずかの上達が私にとっては大きな飛躍でした。
なぜなら、それまでは英語を勉強して上達したという経験が無かったからです。
結果を残せたのは、非常に貴重な経験となりました。
メンターの必要性
身近に英語が話せる日本人がいて、もしその人の英語が自分にとって理想とするレベルであれば、その人がそれまでに取り組んできた学習方法を迷わずに真似ることができるでしょう。
私のレッスンを受講している方で上達が早い方の多くは、私の指導方法で学習を継続しているひとです。
別に私の教えているメソッドが他のメソッドより優れているからではありません。
生徒さんが、結果が出るまでそのメソッドで学習を継続しているからだけにすぎません。
大切なのは何をやるかよりも、結果がでるまでやり続けることです。
だから、結果をコミット(約束)してくれる人がサポートしてれるとメンタルブロックが外れ、自分が取り組んでいる学習に集中できるわけです。
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